ShiNGo’s diary

適応障害の私が今まさに感じていることを書き連ね、変化が起こる事を期待しているブログです。

良い傾向?素直になれよ(いやいや、なれない)

今日。5/16。
約1年前に辞めた業界にメーカーという立場で戻って丁度1ヶ月が経った。

問屋だった立場がメーカーの立場と変わり、ある得意先様の本部で今日、バイヤーと商談を行なった。

今の会社は問屋を通しておらず、直で取引を行っている。

いくら業界経験者でこの得意先様と面識があるとはいえ、上司が「この本部はまかせる」と言った時は、私なんかに勤まるのかという思いがあった。不安だった。

問屋の当時は切れ者の上司が本部担当をしており、私はあくまで店舗担当だったので、バイヤーの方々を知っているとはいえ 不安と乗り越えたら何かが変わるかもしれないという期待でわけがわからない感情になっていた。
不安:期待=99:1くらいだった。

上司同行のもと、上司はただ横におり、商談は私が行った。

…そして、本部発注をいただくことになった。
新商品も各店舗の取りまとめの上、受注に至ることになった。

バイヤーが最後に「ShiNGoさんが業界に戻ってきた、そのプレゼントです」と言ってくれた。

今回の商談結果は勿論個人的な感情によるものではなく、決定した通常品が他の販売店で実績がかなりあったためであり、私はその商品力を伝えることに注力したまでであった。
あくまで商品力によるものだった。

上司は得意先を出た後「通常品の取りまとめは今までなかった。良くやってくれた。」と言ってくれた。

そんなプレゼントという個人的な思いを仕事にするはすはないわけで、社交辞令とわかりきったことではあるが、それでも「プレゼントです」とこじつけ、私を迎え入れてくれたこのバイヤーの「おかえり」という気持ちが素直に嬉しかった。感謝しかなかった。

危なかった。
嬉しすぎて泣きそうになった。
頑張ろう、と思えた。
明日以降の未経験の得意先へ飛び込む勇気をもらった気がした。

まだ不安はあるけれど。

 

今リラクゼーションの音楽をかけ、それが外から聞こえてくる自動車の走る音と混ざり、妻の寝顔を見ながら書いている。

 

至福のひととき。